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マーティンD-28という伝説と共に過ごす喜び…

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マーティンD-28という伝説と共に過ごす喜び…



Martin D28 まだ新しいですから、いい音を出すにはまだこれからといった所。楽器というものはおもしろいもので、新しい物よりも時間を経過し、弾き込んだものの方がいい音を出してくるのです。車でも新車よりは、ある程度走ってエンジンを慣らしたほうがよく走るというのも同じような気がします。しかし、車というもの価値は年々下がっていき、最後には査定額はゼロになってしまいます。しかし、楽器というものは引きこむほどにいい音を出すようになり、ビンテージものになれば、最初の価格の何十倍にも跳ね上がったりします。このあたりは需要と供給の関係で創りだされる価格で、レアな中古車とよく似ています。希少価値のトヨタ2000GTとかSkyline GT-Rなんていうのも、とんでもない価格でマニアの間では取引されるわけですから。


ヘッドの部分にはMartin EST 1833
EST(Established) いわゆる創業◯◯年ってやつです

それにしても、いつも思うことなんですが、同じ形で同じように木で出来ていて、なんでこんなに値段が違うんだろうって。
まぁD-45とかはデコレーションがやっぱり豪華でわかりますよ、でもねぇ…弾いいてみて思うこと、たしかにMartin DMと
比べると、D-28は華があるんです、音にキラキラ感があって、フィンガーピッキングにストロークをいっしょに入れても
じゃまにならないんです。でも、1,2弦の音の大きさではMartin DMに敵いません。
この辺りのところは、ギターに興味は全くない方には分かりにくいところかもしれませんが…。


ケースに入れたままじゃ、ダメだ…。でも出しっぱじゃあの事件を思い出す。あの悪夢から間もなく1年が経とうとしている


こんなことになったのが去年の年末の出来事です。でも、プロのかかればきれに復活するのです。まさにマジック


ほら、わからないでしょう?どこが割れた部分なのか…


Airport Rockの時にも連れて行きました


こっちは、ちょっと廉価版のMartin DMです。
ボディはニスを塗っていないシンプルな表面。
裏も単板です。でもびっくりするくらい大きな音が出ます。すごく軽いのに…


こんな本も手元にあります「マーティンD-28という伝説」

D-28のレビュー動画(You Tube)




これは1985年にアメリカで買ったOvation。
いい音するようになったんですよ。私が15年くらいほったらかしにしていましたから。
このボディ、なんと飛行機のプロペラの素材で作っているそうです。


海風では相棒の星くんがOvationを、私がMartin D-28を弾きます。音が違うから面白いんですよね。
どっちもマーティンじゃつまんないかな?


これは、学生時代に1ヶ月バイトして買ったS.Yairi当時で100,000円はしたんですよ。1973年製ですから
もうVintageの部類に入ります。外で使ったりもしてたし、それなりの年齢なのでかなり日焼けしています

2016.5.24(火)


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