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人はどうして年をとるんだろう? 葬儀立ち会って思ったこと

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人はどうして年をとるんだろう?
葬儀立ち会って思ったこと


倉敷の手前の西阿知という小さな駅。
この小さな町で私が大変お世話になったおばさんの葬儀がありました。
息を引き取ったのは病院ではなく介護施設でした。
病気でもなく怪我もなく、そっと息を引き取って逝かれました。
死因と言うと、そう「老衰」ということでした。何が悪いとかではなく、天命を全うしたと言う事でしょう。

お見送りをする前のお顔を拝見して、とっても安らかな顔だったのが印象的です。でも89歳ですからそれなりのシワもあり、遺影にあるお顔とはずいぶん違っていました。

歳をとるってどういうことなんだろう。「加齢」これは仕方のない現象です。1つ年を超えれば、また誕生日を迎えることに1つずつ。年は加わっていくわけですからね。
「老化」というのは、話が違ってきます。こればっかりはみんな同じスピードで進むわけではないのですから。

体の鍛え方、食生活、気持ちの持ち方などで、それぞれ大きくそのスピードはことなってくるわけです。

このことは同窓会などに行っても感じることです。「なんでみんなそんなに年とっちゃったの?」
歳をとるというのは的確な表現ではありませんが、見た目があった時よりも、老けて見えると言うことです。

人間というものは、そもそも自分の遺伝子を残すために子ども作って、そして途絶えないように進化しているんですね。

それは他の動物、植物でさえも同じです。
人間が他の動物と違うのは、他の動物たちは子どもがある程度大きくなると、死んでしまうんですね。

長くは生き続けるけれども細胞自体は限界があります。
聞くところによると人間の細胞は、60回細胞分裂するともう、もう分かれなくなってしまうそうです。
だから、加齢は確実に進行するし、老化もまた人それぞれのペースで進んでいくわけです。
そして人はいつか、天命を全うし死んでいくのです。

考えてみれば、もし人間がずーっと生き続けるとすると、地球上は人間だらけ、老人だらけになってしまうことになりますからね。

だから順番は違えども、みんな必ずいつかなくなっていくわけですね。
よく聞かれる質問があります。「もし明日地球が滅びると、すると何をしたいですか?」
きっとあなたもあれをしたかった、これもしたかった…などと考えるのではないでしょうか。

私の希望はいつもと同じように、明日を過ごすことができること。
たとえそれが特別な日であっても、地球最後の日だったとしても。

なんか今日のブログは、あれやこれや書いてばかりですが、明日を絶対に、「後悔しないような生き方」をしていきたいと思います。

「加齢」「老化」、それは仕方がないじゃないか。それを受け止め自分たちの後悔しない、今日を生きていきたいと思います。

とっても勇気もらえる「いい歌」があります。加山雄三とヤンチャーズ、「ロンリーハーツ親父バンド」谷村新司。アフルフィー、森山良子。さだまさし. 南こうせつ…

この歌の中に、とってもいいフレーズがあります。
「みんな年をとっていく、そんなこと当たり前じゃないか!」
「大切なのは胸の炎燃やし続けていること…」
ええこと、言うなあ…最高です!


加山雄三とヤンチャーズ、「ロンリーハーツ親父バンド」



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