今日、太陽フレアによる粒子の影響が地球上にも出るかも…スマホは?GPSは?

太陽表面の爆発現象「フレア」が、6日午後9時ごろ発生したと発表した。2006年12月以来の大きさで、米気象衛星は、
フレアに伴い通常より1000倍以上強いエックス線を観測した。人体に影響はないが、電気を帯びた大量の粒子が8日午後
にも地球に到達し、通信機器や全地球測位システム(GPS)に影響を及ぼす恐れがある。なんと、通常の1000培というから
そのフレアの大きさとエネルギーは文字通り天文学的なものとなる。ただ、人体には影響がないとしているのでちょっと安心。
フレアの大きさは通常1~10万km程度であり、威力は水素爆弾10万~1億個と同等である。100万度のコロナプラズマは数千万度
にまで加熱され、多量の非熱的粒子(10keV-1MeVの電子や10MeV-1GeVの陽子)が加速される。同時に衝撃波やプラズマ噴出が
発生し、時おりそれらは地球に接近して、突然の磁気嵐を起こす。
太陽フレアの影響解説動画
太陽嵐が起こると、8分程度で電磁波が到達して電波障害が生じ、数時間で放射線が到達。数日後にはコロナからの質量放出が
地球に届き、誘導電流が送電線に混入し、電力系統がおかしくなる。ただ単に停電するのではなく、電機・電子系統に瞬断や
EMP(電磁パルス)被害が出る。特に宇宙空間にある衛星(通信衛星、GPS、気象衛星、偵察衛星など)や、巨大なアンテナと
して働く送電線の被害が起こる。From Wikipedia
折しも、今日、北朝鮮が、電子機器の破壊や誤作動を誘発する電磁パルス(EMP)爆弾の開発を表明した。なんということか!
これでミサイル防衛網イージスシステムなどは動作が不安定になり、十分な迎撃ができなくなる可能性もある。
これも、今回の太陽フレアによる粒子がGPSなどに影響を与え、カーナビなどは数10メートルの誤差がでてくるかもしれない
というのだ。北朝鮮は水爆を上空で爆発させて同じような影響を起こそうという計画と言うか開発を始めたというのだから
恐ろしいことです。どこまでも、世界中を恐怖い陥れる企てを推し進めるという宣言だ。対処の方法はないのか?