バック・トゥ・ザ・フューチャー、あのタイムパラドックスの謎
![]()
このテレビの画面に出ているのはマイケル・ジャクソンじゃないか!
バック・トゥ・ザ・フューチャー、この名作のシリーズが公開され始めたのが1985年。すごいインパクトがあった第1作。過去へ、そしてこの第2話では
未来へ、そして過去へ、さらには、第3作では西部開拓時代へ…そのストーリーの辻褄がもののみごとに合っていて整合性がある。
なつかしい… Back to the future Part 2. Michael J. Fox、若い!
私も若かった。字ちょうどこの頃、私はSan Joseという町に住んでいました。いわゆるシリコンバレー。アップルの本社があったりする町です。幕なしの映画、シネマドーム、何年か後の日本の姿でした。
この原作(英語のペーパーバック)も現地で買って今でも持っている。
ちなみに、1985年から未来へ行ったのですが、その未来とは2015年。今が2013年だから、2年後?? ここまでは進んでいないがかなり現実に近いものも
見られるのがまた、この映画を今見る面白さかもしれませんね。これからあと30年後ってどんな世界になっているんだろう?安頓は生きているかな?
Time Paradox
タイムパラドックス(時間の逆説)とは、過去へのタイムトラベルが、時間の改変を行い、現在に影響を及ぼすことで矛盾が生じることである。例えば、
“私”が過去にタイムトラベルし、“親”を殺したとすると、“私”は存在しないことになり、したがって“親”が殺されることもない、という矛盾をいう。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でいえば、マーティが1955年にタイムトラベルしたことで、母ロレインと父ジョージの出会いが妨げられ、二人が恋人
同士にならないと、マーティは存在しないことになること。映画では、マーティの持っていた写真から兄と姉の姿が消えていく(やがて自分の一部も消えて
しまう)ことで、時間の改変が現在に影響を与えていることを目に見える形で表している。マーティの奮闘で、ジョージがビフを殴って自信をつけた結果、
現在に戻ったマーティは、ジョージとビフの立場が逆転しているだけでなく、家族全員の性格が改善していることを知る。これもまたパラドックスの一種だろう。
起こるはずのないことが起こるのだから、タイムトラベル自体がタイムパラドックスであるということもできる。タイムトラベルを扱った映画は多いが、どれも
タイムパラドックスについてはなるべく触れないようにしている。ドクでさえ、“未来のことは知るな”とマーティに何度も警告している(だが、自分は知って
しまい、パート2の発端となる)。(参照記事…こちらMovie Plus)
![]()
未来でマーディーとジェファーの子どもた大変だ…とドクがマーティを連れて未来へ向かう
![]()
Michael J.Foxが3役をこなしているのも面白い 年をとった自分と息子を演じる、当然現在の自分
![]()
さらには、娘の役も演じるという1人4役か
![]()
このアルマニックが、未来を大きく変えてしまうことに…
ストーリーは、こちらでどうぞ…
最後に動画をひとつ
やっぱり、私の一番好きなシーはここかな? この当時の人にはとってもエキサイティングに聞こえたんだろうな。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの舞台設定は、1955年でチャック・ベリーが、この曲を発表する3年前。
「新しい音楽を探していた」というチャックに電話をかけ、受話器越しに演奏を聴かせています。
チャック・ベリーは、未来からやってきたマーティの演奏を聴いてこの曲を着想した、というタイム・パラドックスを演出。
ここでもタイムパラドックスをみごとに表現されていたわけですね。見れば見るほど、面白いしかけがあるのに気が付きます。
最後にマーティーのセリフには「君たちの子どもはきっとこの曲が好きになる」みたいなことをボソっと行っていましたね。
2013.05.29(水) 4,024 PV

このテレビの画面に出ているのはマイケル・ジャクソンじゃないか!
バック・トゥ・ザ・フューチャー、この名作のシリーズが公開され始めたのが1985年。すごいインパクトがあった第1作。過去へ、そしてこの第2話では
未来へ、そして過去へ、さらには、第3作では西部開拓時代へ…そのストーリーの辻褄がもののみごとに合っていて整合性がある。
なつかしい… Back to the future Part 2. Michael J. Fox、若い!
私も若かった。字ちょうどこの頃、私はSan Joseという町に住んでいました。いわゆるシリコンバレー。アップルの本社があったりする町です。幕なしの映画、シネマドーム、何年か後の日本の姿でした。
この原作(英語のペーパーバック)も現地で買って今でも持っている。
ちなみに、1985年から未来へ行ったのですが、その未来とは2015年。今が2013年だから、2年後?? ここまでは進んでいないがかなり現実に近いものも
見られるのがまた、この映画を今見る面白さかもしれませんね。これからあと30年後ってどんな世界になっているんだろう?安頓は生きているかな?
Time Paradox
タイムパラドックス(時間の逆説)とは、過去へのタイムトラベルが、時間の改変を行い、現在に影響を及ぼすことで矛盾が生じることである。例えば、
“私”が過去にタイムトラベルし、“親”を殺したとすると、“私”は存在しないことになり、したがって“親”が殺されることもない、という矛盾をいう。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でいえば、マーティが1955年にタイムトラベルしたことで、母ロレインと父ジョージの出会いが妨げられ、二人が恋人
同士にならないと、マーティは存在しないことになること。映画では、マーティの持っていた写真から兄と姉の姿が消えていく(やがて自分の一部も消えて
しまう)ことで、時間の改変が現在に影響を与えていることを目に見える形で表している。マーティの奮闘で、ジョージがビフを殴って自信をつけた結果、
現在に戻ったマーティは、ジョージとビフの立場が逆転しているだけでなく、家族全員の性格が改善していることを知る。これもまたパラドックスの一種だろう。
起こるはずのないことが起こるのだから、タイムトラベル自体がタイムパラドックスであるということもできる。タイムトラベルを扱った映画は多いが、どれも
タイムパラドックスについてはなるべく触れないようにしている。ドクでさえ、“未来のことは知るな”とマーティに何度も警告している(だが、自分は知って
しまい、パート2の発端となる)。(参照記事…こちらMovie Plus)

未来でマーディーとジェファーの子どもた大変だ…とドクがマーティを連れて未来へ向かう

Michael J.Foxが3役をこなしているのも面白い 年をとった自分と息子を演じる、当然現在の自分

さらには、娘の役も演じるという1人4役か

このアルマニックが、未来を大きく変えてしまうことに…
ストーリーは、こちらでどうぞ…
最後に動画をひとつ
やっぱり、私の一番好きなシーはここかな? この当時の人にはとってもエキサイティングに聞こえたんだろうな。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの舞台設定は、1955年でチャック・ベリーが、この曲を発表する3年前。
「新しい音楽を探していた」というチャックに電話をかけ、受話器越しに演奏を聴かせています。
チャック・ベリーは、未来からやってきたマーティの演奏を聴いてこの曲を着想した、というタイム・パラドックスを演出。
ここでもタイムパラドックスをみごとに表現されていたわけですね。見れば見るほど、面白いしかけがあるのに気が付きます。
最後にマーティーのセリフには「君たちの子どもはきっとこの曲が好きになる」みたいなことをボソっと行っていましたね。
2013.05.29(水) 4,024 PV