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イマージョン教育その行方は…力してください(必須)

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イマージョン教育その行方は…




イマージョン教育、聞いたことがあるかもしれませんが、英語を教育の基本言語において、他教科も英語で授業行っていくという教育システム。「イマージョン」とうあ「浸すこと」。基本的には国語や、一部教科をのぞいてすべて音楽でも、体育でも英語で授業をするってわけです。

海外の日本人の子どもたちは、アメリカ(サンノゼにいた頃)などでは日本人子女たちは、月〜金は、現地の学校に通い、土曜日だけはサンフランシスコの補習校で日本語の授業を受けるというのが通常の形でした。先進国ではこれが通常の形でしょうが、東南アジアなどでは、全日校が普通のようです。子どもたちは、土曜日の補習校への登校をとても楽しみにしていたようです。なんせ、思い切り日本語で話ができるから。

まぁ、これと「おんなじ事を日本国内で」ってことになります。
たしかに英語の表現力というのは飛躍的に伸びてきます。
じつは、私はこのクラスの生徒を夏休みの間指導したことがあります。保護者にはどっちの言語で教えたらいいでしょうか?と聞いてから、ある時には英語だけで話しかけ、教えるのも英語でやったことがあります。いや、実に新鮮でした。
現地にいた頃、アルバイトで現地の日本人の三世や米国人たちに、日本語を英語で教えていた頃を思い出しました。
難しいんですよ、英語で日本語を教えるって!そうとう力が入りますから。

さて、この子たちの将来は…日本の普通の学校へ進学するには、障害はないんだろうか、帰国子女というわけではないので特別な優先枠があるわけでもないし…。普通の高校・大学へ進学するには他教科の習熟度で遅れはないのか…
疑問点はたくさんあるわけですが、この学校の取り組み、たしかに実験段階で、この春に初めての卒業生を出すという。
この子たちが「親が決めた」この選択を本人たちの将来にプラスに出るよう、祈るばかりです。まして英語嫌いなどでないように…

学校は採算から言えば赤字のクラス運営、よく、6年間辛抱して育ててきてくれたと拍手を送りたいと思います。
そして、これから中学生、高校生になってからその先、大学入試…そこまで責任をもって指導してほしいと願います。
もちろん、海外の大学に入学という手もありますが。

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